【噴き値の例】 2007年1月5日(7270:富士重工) |
株価は644円寄り付きから高値669円まで大商いで25円ほど噴き上げています。噴き値形成の後は地合いの悪さも手伝ってジワジワと下げ続けて631円まで下落しています。こういう状況下において「買いの目線」でこの銘柄を観ていた人たちが買っていれば全員負けていますが、噴き値を検知した665円以上で空売りをした人たちは当日決済でも平均で30円の値幅を空売りで抜けることになりました。 |
【噴き値ではない例】 2007年1月9日(5411:JFE) |
株価は5,740円で寄った後、6,010円まで2時間掛けて270円ほど上昇しています。こういうジリ高の動きでは噴き値とはならず空売りには向いていません。株価は後場も高値圏を維持したまま大引けを迎えていますので前場に空売りを仕掛けた人は全員踏まれたままとなっています。同じ株価上昇であっても空売りに適した騰がり方とそうでない騰がり方がありますので注意が必要となります。 |